(※この記事は韓国ドラマ『悪霊狩猟団カウンターズ』のネタバレが含まれます。)
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悪霊狩猟団カウンターズ・
昼は「姉貴麺屋」の従業員、夜は悪霊と戦う特別な力を与えられたカウンターと呼ばれる人達の活躍を描いたヒューマンドラマ__。笑えるし泣けます!!
テンポも良くてあっという間に最終話でした😳
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— 노 노 카 (@K2jcwLvee) March 25, 2021
昼は麺物屋の従業員、夜は悪霊と戦う正義の味方。特別な力を与えられた悪霊狩猟団カウンターズは、今日も命がけの戦いに挑む。この世の平和と、大切な人たちを守るため日々奔走する。
『悪霊狩猟団カウンターズ』でメインのカウンターの一人、トハナ(도하나)がいます。
主人公ソムンより少し年上のお姉さんです。
冷たい感じがしますけど、小さな子どもには優しいのです
今回は『悪霊狩猟団カウンターズ』のトハナについて
・役を演じる女優は誰か?
・作中の過去
を紹介します!
『悪霊狩猟団カウンターズ』トハナ役の女優は誰?
『悪霊狩猟団カウンターズ』でトハナ役を演じる女優はキムセジョンさんです!
元アイドルユニット「Gugudan」のメンバーで、現在はシンガーソングライター兼女優を務めています。
歌唱力に優れていることに加えて、ユーモラスな性格であることから、テレビでも引っ張りだこのようです♪
そのため「万能なエンターテイナー」と呼ばれているとか。
キムセジョンのプロフィール
キムセジョンさんのプロフィールを簡単にまとめます。
名前 | キム・セジョン
(김세정 / 金世正 / Kim Sejeong) |
生年月日(年齢) | 1996年8月28日(28歳) |
出生 | 全羅北道金済市万景邑 |
身長 | 164cm |
血液型 | AB型 |
家族 | 両親,兄(キム・ヨンミン) |
所属事務所 | ジェリーフィッシュ |
学歴 | 漢陽女子大学(実用音楽学/専門学士) |
デビュー | (ドラマ)KBS『学校2017』(2017年) |
インスタグラム | @ clean_0828 |
作中の主人公ソムンとトハナは年齢差がありますが、ソムンを演じるチョビョンギュさんとは実際は同い年なのです。
『悪霊狩猟団カウンターズ』トハナの人物像
『悪霊狩猟団カウンターズ』に登場するトハナの人物像を紹介していきます!
クール
一言でいうとクールなお姉さん、つまりツンデレです。
口数は少ないですが、メンバーをしっかりサポートします。
特にソムンの心を開かせる過程は見物ですね。
ソムンは両親の命を奪った犯人の顔を覚えていませんが、その記憶を頼りにハナは犯人を捜します。
また、ソムンが暴走して権力者の息子たちを倒して問題になったとき、ジャンムルを呼んでソムンを助けます。
カウンターは一般の人に対して能力を使うのは御法度。
しかし、ソムンの願いを結局聞き入れて、コーヒー店の女性を亡き両親に会わせるようにしました。
このコーヒー店の女性は物語の本筋とは直接関わりませんが、これも感動できるシーンの一つです。
悪霊探知能力
(©OCN『悪霊狩猟団カウンターズ』)
ハナはメンバーの中で唯一、悪霊を探知することができます。
「踏んだ」
ハナのよく聞くセリフの一つですね。
この「踏んだ」とわかることで、メンバーたちが出動できるのです。
触れられるのを嫌う
ハナは触れられるのは嫌いです。
モタクもチュ女史も、初対面のハナに触れようとした瞬間、突き飛ばされてしまいます。
女の子だし、他人に触られるのは嫌な気持ちはあるとは思いますが、これにはカウンターの能力も関係があると考えます。
カウンターは事物に触れることで、その過去を知ることができます。
何やら知られたくない過去があるのでしょうか?
ソムンの恋人!?
ハナはソムンの両親の命を奪った犯人を捜すために、ソムンの両親が亡くなった日にソムンの家を訪れますが、祖父母に「誰だ?」と聞かれ、とっさにソムンは「恋人だ」と言ってしまいます。
ハナは話を合わせるしかなく、挨拶しますが…
内心、ブチ切れ!?
《あとで覚えていろよ…》
しかし、皆さん、安心(?)してください。
ソムンとハナは恋人関係にはなりません!
『悪霊狩猟団カウンターズ』トハナの過去
『悪霊狩猟団カウンターズ』のトハナには
・家族が全員亡くなった
という過去があります。
そして、彼女の過去を知るきっかけとなった人物は、
・ペクヒャンイ
・ソンマノ
です。
詳しく見ていきましょう。
ペクヒャンイに記憶を読まれる
最初にハナの過去がわかるのは第5話。
チチョンシン(扮イホンネ)と同じ「レベル3」の悪霊、ペクヒャンイ(扮オクジャヨン)と対峙したときのことです。
ハナはペクヒャンイに苦戦するソムンを援護しますが、そのときにペクヒャンイに記憶を読まれてしまいます。
ペクヒャンイ:
生き残った気分は?
母親も父親も死んで、妹まで死んじゃったね!
と嘲笑われてしまいます。
《今まで誰にも記憶を読まれたことがないのに!》
その後、ペクヒャンイはモタクに気絶させられ、警察に突き出されたことで難を逃れます。
姉貴麺屋に戻ったハナはトレーニングルームへ向かい、怒りのままサンドバッグを殴り続けます。
自分の過去に触れた悪霊ペクヒャンイに対する怒りをぶつけているのです。
《あの女!》
ソムンが焼肉の道具を持ってトレーニングルームに向かいます。
ハナは、肉を焼く音を聞くと、気持ちが落ち着くということを思い出したのです。
デパートのエレベーター内での戦闘中にハナの過去を知ってしまったソムンは、「自分も親が亡くなるのを目の前で見た」ことを明かします。
ハナはそれに対して言葉をかけはしませんでしたが、ソムンに笑顔を向けました。
また少し、ソムンとは仲良くなれた様子。
ソンマノを見て思い出してしまう
(©OCN『悪霊狩猟団カウンターズ』)
ソンマノはハナの伯父です。
彼は「タジョン施工」の代表ですが、実はテシングループの会長チョテシン(扮イドヨプ)の裏金工作をしている会社の一つということが第7話でわかっています。
ソンマノは、職員の一人を殺害した容疑で取り調べを受けていましたが、釈放されたことがテレビで報道されているのを知ります。
これを偶然見たハナはある過去を思い出してしまいます。
・ソンマノが代表となっている「タジョン施工」は、もとはハナの父が経営していた会社だったこと
・ハナの父親が会社経営に失敗し、それをソンマノが乗っ取ったこと
・ハナは不本意ながらソンマノにお金を借りに行ったことがあること
ハナさん、制服着ているじゃないですか…!
…ではなく、悔しそうにソンマノからお金を借りるハナ…痛々しくてかわいそう…
しかし、ソンマノは悪霊に取りつかれており、すでに1人が犠牲になっています。
悪霊を捕まえるため、ハナたちはソンマノがいるゴルフ場へ向かいます。
ソンマノが別の男性を襲っています。
こんなパワハラ社長嫌すぎる!
間に合ったハナは男性を助け、ソンマノと一人で対峙します。
マノが「家族が亡くなったのを俺のせいにするな」と言うのを聞いてハナは怒りのボルテージが上がります。
ソンマノを気絶させ、悪霊を召喚しようとしますが、気が立って召喚ができません。
代わりにソムンが召喚してくれたことで、事なきを得ました。
その後、ハナは凶器となった社員証を警察署へ届け、ソンマノは再び逮捕されます。
姉貴麵屋に戻ったハナたちは、夕飯は好きな目玉焼きを皆で食べます。
するとハナの隣の席に亡き妹ハヨンの幻影が。
目玉焼きはハヨンの好物なのです。
「お姉ちゃんだけ助かって、ごめんね」とハナは涙を流します。
彼女に限らずカウンターは辛い過去を背負っていますが、特にハナは自分の過去のことを触れられるのを避けていた印象です。
彼女も、その過去を乗り越えることができず、辛かったでしょうに。
でもこの一件で乗り越えることができて、ハナは成長できたと思います。
本人とキャラの違い
(©チャンイ『悪霊狩猟団カウンターズ』/KAKAO WEBTOON Studio)
キムセジョンさんとトハナは、外見は似ていますが、性格は正反対と言えます。
キムセジョンさんの性格は大らかで明るいですが、ハナは厳しくて冷たいです。
ただ、原作のハナがドラマよりもお口が悪い印象。
「ク〇女!〇すぞ!」(自主規制)とか平気で言っています。
アグレッシブな女の子ですねえ
ドラマでは、どちらかというとかったるい様子です。
何するにも面倒くさいな…という表情しています。
主に明るい人物を演技してきたキムセジョンさんにとっては、新しい役ということで、腕の見せ所だったかもしれませんね。
(おまけ)撮影を終えて
(引用:hankyung.comより)
撮影後のインタビューでキムセジョンさんは次のように語っています!
最も印象に残った撮影シーン
「お姉ちゃんだけ生き残ってごめんなさい」と言うシーンです。
この場面を撮る前、妹ハヨンが亡くなる場面を先に撮りました。
ハナが家族を失い、妹の前で泣いてしまう場面ですが、その場面の撮影をしてから、自分の中の感情が混乱しました。
だからなのか、リハーサルの時点でハヨンを見たら涙が止まらなくなったんですよ。
もともと考えていた演技はありましたが、むしろ自然に感情がわき上がってきて、それよりも良い演技ができました。
私たちのハヨン(弟)がうまくやってくれたおかげでしょう。
自分の強み
自分の強みは、まだまだ見えない部分が多いところだと思います。
これまで見せてきた私の姿といえば明るくエネルギッシュなものだったでしょう。
今回はそれとは違った姿を、撮影を通して見せることができました。
まだ隠された部分が多いという点が私の強みであり魅力だと思います。
私の他の姿がどのように見えるかについてのワクワクを私も持っているので、これからその魅力をうまく活用してみるのがこれから私の歩みではないかと思います。
このように語っていたキムセジョンさん。
『悪霊狩猟団カウンターズ』は自身3作目のドラマのようですが、カウンター役のチョビョンギュさん、ユジュンサンさん、ヨンヘランさんなど先輩の俳優陣に負けない存在感を出していたと思います。
自身が所属するユニットgugudanが撮影中に解散するなど、苦労したこともあったと思いますが、今後も女優として活躍が期待できます!
キムセジョンさんは『社内お見合い』というドラマでも主演を演じていますので、是非ともご覧になってほしいです!
まとめ
以上、『悪霊狩猟団カウンターズ』に登場するトハナついて
・役の女優
・作中の過去
を紹介しました!
笑いあり、涙ありの『悪霊狩猟団カウンターズ』。
是非とも皆さんの目で視聴していただきたいと思います!