(※この記事は韓国ドラマ『梨泰院クラス』のネタバレが含まれます。)
韓国ドラマ『梨泰院クラス』はソウルの飲食店激戦区・梨泰院(イテウォン)を舞台に、飲食業界での成功を目指して仲間と共に奮闘する若者たちを描いていたストーリーです。
パクセロイ役のパクソジュンさんをはじめとした登場人物が、それぞれの価値観で自由を追っていくストーリーが見物ですね。
さて、オスア(오수아)の裏切り行為や最後について気になる声が上がっています。
今回は、『梨泰院クラス』のオスアについて
- 最後(結末)
- 裏切り行為
- かわいそうなのか?
- 皆嫌いなのか?
を紹介します!
※『梨泰院クラス』の他の記事はこちら
『梨泰院クラス』オスアの裏切り行為
『梨泰院クラス』に登場するオスアが裏切り行為とされる疑惑が起こったのは「タンバム営業停止事件」でしょう。
これは、タンバム側が当時、未成年であったイソやグンスに入店を許可してしまったことを通報される事件です。
通報したのは、店の前を通りがかったスアだとされていますが、実際は違います。
本当に通報したのは、かつてのイソの同級生たちです。
しかし、スアは、最初イソに疑われたとき、「自分が通報した」と嘘を言ってしまいます。
いったいなぜ嘘を言ってしまったのか…
『梨泰院クラス』オスアの最後(結末)
『梨泰院クラス』でのオスアの最後(結末)はどうなるのでしょうか?
まとめると次の通り
- 長家を退職する
- セロイに別れを告げる
- 自分の店をオープンする
それぞれ見ていきましょう!
長家を退職する
第15話でのことです。
オスアは、会長チャンデヒに会いに行き、セロイのひき逃げとグンスとイソの拉致がチャングンウォンの犯行であることを証拠写真と共に明かします。
会長チャンデヒは信じず、むしろスアに隠蔽するよう言います。
それに対してスアはと告げて辞表を出した。
スア:私の人生で初めて、したい方を選びます
会長チャンデヒ:受理する。 出ていけ!
叫ぶデヒに構わず、スアは偽名株式、秘密資金、請託、賄賂など10年間集めた長家の不正に関する資料を置きます。
スア:
力と恐怖だけで誰かをコントロールするには限界がある。
事態が悪化するまえにチャングンウォンを止めなければならない!
と警告して去っていきます。
ここは最後の最後で、スアが初めて長家の中で自分のしたいようにすることができた場面です。
今までそれができなかったのはさぞ辛かったでしょうね。
セロイに別れを告げる
スアは、最後はセロイとは直接会わず、電話で話をします。
スア:
これから私は自分の人生を生きるつもり。
復讐は終わった。
私のお願いを聞いて。
幸せに生きて!
これを聞いたセロイは笑顔で「わかった」と告げ、電話を切ります。
諦めたからか、最後は意外にあっさりとした終わり方をした印象です。
自分の店をオープンする
長家を辞職したスアは、以前から親しくしていたホンソクチョンの投資を受け、梨泰院に自分のレストランをオープンさせます。
これからは宣言通り、新しい人生をスタートするでしょう。
イソを認める
そして、そうとは知らず店の下見に現れたイソからセロイとの交際を打ち明けられると「あなたなら安心ね。セロイをよろしく」と笑顔で告げた。
二人は和解をした…わけではなさそうですが、これでセロイを巡る闘争に決着が着いたことになりますね。
『梨泰院クラス』オスアは実はかわいそう?
『梨泰院クラス』におけるオスアの境遇がかわいそうだという声がありますが、スアの置かれた環境についても振り返ってみましょう。
長家の支配下にあった
スアは高校生のとき、会長チャンデヒから、大学進学の支援をする代わりに、長家に就職するよう言われます。
会長チャンデヒがセロイとスアの関係を知ってのことかもしれませんが、この頃からスアは長家の支配下にあったと言えるでしょう。
会長自身、スアに「奴隷根性を植え付けた」といった発言をしていることから、長家の意思通りの駒を手に入れたと思っていたと考えます。
長家に就職したということは、セロイたちとは敵対関係。
セロイと長家の板挟み状態で不本意なことをしなければならないこともあったことから悩みも尽きなかったのではないでしょうか。
スアは人生を決められ、自分の思うような行動を取ることができない環境下にあったため、かわいそうという意見があるのですね。
スア自身も思っていた
実はスア自身、「自分はかわいそうな人」と思っている節があります。
自分自身に対する評価は「かわいそう」「不幸」ととらえているようです。
これは彼女が幼少期に母親に捨てられたというトラウマからきていると考えます。
「自分が一番可哀想」とずっと思いこんでいます。
確かに、スアが生き生きとしている様子は長家に就職したときから、ないかも。
また、スアの優先順位はいつでも「自分自身」です。
第5話でも酒に酔った勢いでセロイに明かしていましたね。
言い方はよくありませんが、「自己保身的」です。
自分がよければそれでもいいのです。
一つ前に紹介した「自己肯定感」の低さも影響しているでしょう。
だから、大学進学の支援をしてくれた長家に就職したのでしょう
「自分はかわいそう・不幸だから守られて当然」と
(とはいえ迷いはあったと思いますけどね)
このあたりのことは別記事「『梨泰院クラス』オスアとチョイソどっち派?二人の性格を分析」でも触れています。
『梨泰院クラス』オスアのことが皆嫌い?
『梨泰院クラス』オスアのことが嫌いだ!という皆さんは、おそらく、「スアが何をしたいのかよくわからない!」というもどかしい気持ちになっているからだと思います。
確かに見ていると「どっちの味方なの?」と言いたくなるのはわかります…
しかし、スアには、これまで紹介したような背景があるからこそ、本人としても不本意な行動をとらざるを得ない状況だったのかもしれません。
それを考慮すると、「仕方ないかもな」と思えるかも…
まとめ
以上、『梨泰院クラス』のオスアについて
最後(結末)
裏切り行為
かわいそうなのか?
皆嫌いなのか?
を紹介しまた!
最終的にセロイとの関係には賛否両論ありますが…
捨てがたい魅力的な女性だったことは皆さん同じ意見ではないでしょうか?
皆さんの参考になればと思います。
※『梨泰院クラス』の他の記事はこちら