(※この記事は韓国ドラマ『梨泰院クラス』のネタバレが含まれます。)
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韓国ドラマ『梨泰院クラス』はソウルの飲食店激戦区・梨泰院(イテウォン)を舞台に、飲食業界での成功を目指して仲間と共に奮闘する若者たちを描いていたストーリーです。
パクセロイ役のパクソジュンさんをはじめとした登場人物が、それぞれの価値観で自由を追っていくストーリーが見物ですね。
さて、パクセロイが経営する飲食店「タンバム」で働いていた仲間に、チャングンスという青年がいます。
外食チェーン店で全国ナンバーワンを誇る「長家(チャンガ)」の代表、チャンデヒと愛人との間に生まれた息子です。
#梨泰院クラス
12話まで視聴グンスや…
最初は
めっちゃいい奴じゃん、健気でだったのに
長家に行ってから
すっかり変わってしまって…ヌナは悲しいぞ😭😭#キム・ドンヒ#ネタバレすみません pic.twitter.com/wiVHk6sRci
— mayu (@mayuko23471012) March 31, 2020
最初は「タンバム」の仲間でずっといるのかと思いきや、途中から、父がいる「長家」へと移ります。(最後の肩書は常務取締役)
視聴者の皆さんの中には、優しかった彼が長家に行ってしまってから無慈悲な人間へとなっていく様をみて、心が痛む方もいたのではないでしょうか?
(嫌いになってしまった方もいるかもしれません…)
今回は、『梨泰院クラス』のグンスについて
- 役を演じる俳優は?年齢は?
- 最後の結末はどうなるのか?
- 裏切り者(敵)だったのか?
を紹介します!
※『梨泰院クラス』の他の記事はこちら
『梨泰院クラス』チャングンス役の俳優は誰?年齢は?
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『梨泰院クラス』でグンス役を演じるのはキムドンヒさん!
1999年6月13日生まれで現在25歳です!
当時は19歳でしたが、優しい本来の姿と長家にいた時の無慈悲な姿(一部のネットユーザからは「闇落ち」なんて言われています)を演じ分けていたのは印象的でした。
キムドンヒのプロフィール
キムドンヒさんのプロフィールを簡単にまとめます。
名前 | キム・ドンヒ
(김동희 / 金東希 / Kim Dong Hee) |
生年月日(年齢) | 1999年6月13日(25歳) |
出生 | 慶尚北道安東市 |
身長 | 179cm |
血液型 | AB型 |
家族 | 母 |
所属事務所 | npioエンターテインメント
JYPエンターテインメント |
大学 | 嘉泉大学(舞台芸術(在学) |
デビュー | 『A-TEEN』(2018年) |
インスタグラム | @kim_d.he |
俳優になろうと思ったのは中学3年生のことで、バンド部で、人々の前に出ることが楽しいと思ったのがきっかけのようです。
大学入試本番の日、大学の前でJYPのキャスティングマネージャーに名刺をもらいます。入試が終わった2018年の初めに、JYPエンターテイメントのオーディションを見て俳優練習生として入社します。
2018年9月21日JYPエンターテイメントと正式マネジメント契約を結びました。
バンドでは人前に出て自分を表現する楽しさを見出したということですね。
『梨泰院クラス』で演じたグンスとは性格が違いそうです!
俳優にならなくても、アイドルやバンドという形で活躍していたかもしれませんね。
キムドンヒの出演ドラマ
キムドンヒさんが出演しているドラマを一覧で紹介します。
年 | 作品名 | 役名 |
2018 | A-TEEN | 【主演】ハ・ミン (ソヨン高校2年3組生徒) |
2018~2019 | SKYキャッスル
〜上級階級の妻たち〜 |
チャ・ソジュン
(スンヘ夫婦の双子の長男、高校生) |
2019 | A-TEEN 2 | 【主演】ハ・ミン (ソヨン高校3年5組生徒) |
2020 | 梨泰院クラス | 【主演】チャン・グンス (デヒの息子、チャンガ社員) |
2021 | 人間レッスン | 【主演】オ・ジス (高校生、売春斡旋業者) |
俳優デビューは『A-TEEN』(2018年),『SKYキャッスル』は、初のテレビ出演作品です。
『A-TEEN』では最初でいきなりの主演でしたが、Webドラマでは、いきなり主演を務めるというパターンもよく見かけます。
ネットユーザの反応や評価が如実に表れるので、いい評価もよくない評価もすぐに上がってきます。
それが俳優さんたちを刺激するのでしょうね。
キムドンヒさんもストーリー序盤では演技の評価が良くなく、批判されることもありました。
しかし、後半のストーリーでは登場人物の心理描写をよく演じて好評を受けました。
ちなみに『A-TEEN』は無料で視聴することができます♪
主演の数も増えており、これからの活躍が期待される俳優の一人ですね!
『梨泰院クラス』チャングンスの最後(結末)はどうなる?
『梨泰院クラス』でのグンスの最後(結末)が気になる方もいるでしょう。
最後はどうなるのかを先にまとめておきます。
- 長家を退職する
- 今まで敵対していた仲間たちに謝罪をし、和解する
- 渡米する予定
では詳しくみていきましょう!
ICによる長家の買収を提案
最終回でのことです。
スアとグンスの誘拐事件の翌日、暴力団との癒着関係や殺人教唆、スアの内部告発により、長家(チャンガ)は窮地に立たされます。
加盟店は契約解除と賠償金を請求しており、経営的にも困難な状況なのに
「もうじき、オリンピックがある。それまで持ちこたえろ」
と身を引かないチャンデヒ会長。
次々と提携業者が手を引く中、グンスは取締役会で会社を売却する案が出ていると伝えます。
「売却してもただ同然だ」
と反対するチャン会長。
すると
「好条件で買ってくれる会社が1社だけあります」
グンスが会長に長家を買収してもらうことを提案します。
昔からの取引先からも見放され、一人になってしまったチャン会長。
最後まであきらめようとしない会長に、グンスはかつて父から教えられた「弱肉強食」という言葉をあげ、「弱者は餌食になるしかない」と言います。
一番に君臨し続けていたとしても、それがいつまでも続くわけではなく、衰退するのだということを物語っていますね…
長家は落ちるところまで落ちてしまい、遂にICに吸収されます。
セロイへの謝罪
(©JTBC『梨泰院クラス』最終回)
最終回の後半にて、長家(チャンガ)とICの合併を知らせる株主総会に出席したセロイはスピーチの後、ICに票を投じるために総会に出席したグンスを見たセロイは彼に近づき、外に出ます。
セロイ:
「気まずいだろうに投票してくれるなんて。なぜだ」
グンス:
「僕の票など無意味です。
ただセロイさんの(目標を達成する)姿を見ておきたかった。
目標を達成する姿をね。」
セロイ:
「お父さんの罪はお前とは無関係だ。だから…」
グンス:
「ヒョニさんのこと。
本番前に暴露したのは僕でした。
他にもあります。
スングォンさんからICの情報を引き出しました。
バカでしたよ。
汚い手まで使ってまで勝とうとするなんて。
長家を手に入れても、イソは僕のものにはならないと分かっていたのに。
でも突き進むしかなかった。
どうやって止まるのか知らなかったから。」
そう告白するグンスの肩に手を置いたセロイは
セロイ:
「いいんだよ。まだひよっこだから。飯を食いに来いよ。」
と告げてセロイは去ります。
「目標を達成するセロイを見たかった」のは本当でしょうね。
初めて出会った時からセロイに感動し、信頼していたわけですし、長家にいた時も彼のことを心からは憎めなかったのではないでしょうか。
だから、過去にしてきた悪いことも謝れたのだと思います。
ヒョニへの謝罪
(©JTBC『梨泰院クラス』最終回)
その夜、グンスはダンバムを訪ね、マ・ヒョニ(扮イジェヨン)とチェ・スングォン(扮リュギュンス)に謝罪します。
グンス:
「申し訳ないです。」
ヒョニ:
「顔を上げて」
グンスが顔を上げた途端、ヒョニは不意打ちのボディーブローを仕掛けます。
ヒョニ:
「後悔するくらいならバカなことをするな。」
グンス:
「ごめんなさい…」
その後、イソも来るから会うように言われますが、グンスは断り、タンバムを後にします。
ヒョニやスングォンからすれば、グンスはかわいい弟のような存在。
グンスのことを許せたのは、心のどこかで彼のことを信じているからでしょうね。
お互いに信頼している関係だからこそ、できることではないでしょうか。
タンバムのメンバーはいい奴らだなと思います!
※『梨泰院クラス』の他の記事はこちら
イソとの別れ~渡米
(©JTBC『梨泰院クラス』最終回)
グンスはタンバムの帰り道に、イソと出会います。
イソ:
「何しに来たの」
グンス:
「あぁ…アメリカへ行くんだ。だからみんなに謝りたくて」
イソ:
「ふーん。謝れば気持ちが楽になるの。謝って済む問題かしら。」
グンス:
「そうだよな」
イソ:
「じゃあ元気でね」
イソは行こうとしますが、グンスが引き留めます。
グンス:
「イソ。最後に握手をしないか。」
イソ:
「長かった初恋に別れを告げるためとか?」
グンス:
「いや、僕には別れを告げる資格すらないよな」
そういうグンスとイソは抱擁を交わします。
(©JTBC『梨泰院クラス』最終回)
「十分に資格はあるわ。
確かに悪いことをしたけどあんたは、気持ちに忠実だった。
受け入れられなかったけど、伝わっていたわ。
気持ちを利用してごめん。ありがとう。
元気でね。」
そう言って去っていくイソの後ろ姿をグンスは見つめます。
グンスが長家に行った後、様々なことが起こりましたが、長年のわだかまりを解消できてグンスも気持ちが楽になったことでしょう。
さて、グンスが本当にアメリカに行くのかどうかは、明らかにしていないので不明です。
彼の言う通り、アメリカで行くのか、韓国にとどまるのか、そして何の仕事をするのかは皆さんの想像に委ねるということでしょう。
(愛人やその子どもは海外に飛ばされるという設定は韓国ドラマではよくあることですが…)
ただ、彼は長家の海外拠点で働いていたこともありますし、土地勘のあるところで暮らすということも十分あり得る話でしょうね。
※『梨泰院クラス』イソに関する記事はこちら
チャングンスは敵(裏切り者)だったのか?嫌いになる理由は?
(©JTBC『梨泰院クラス』第12話)
グンスはセロイたちにとって敵(裏切り者)だったのでしょうか?
そう考えられる理由は次の2点です。
- タンバムを辞め、父がいる長家に入ったこと
- 「最高の居酒屋」でヒョニがトランスジェンダーだとネットに流したこと
これらを踏まえると、裏切り行為と捉えられても仕方ありません。
チャンガはセロイが倒したい企業ですし、ヒョニのことをネットに流したことについては、第13話でイソが怒っていましたね。
勝つためには、ためらわずに人を陥れる。
そんな冷血な人間になってしまいます。
他にも、体長が優れないチャンデヒ会長にも無理やり仕事の予定を入れるなど、父に対しても容赦ありません。
視聴者の皆さんも
「グンスは長家に入った途端、人が変わってしまった…」
と思ったのではないでしょうか。
グンスのことが嫌いになった方もいるかもしれません…
確かに裏切り行為かもしれません…
ではなぜ、一連の行動をとってしまったのか?
自分の気持ちに忠実だったからだと考えます。
かつてイソはグンスに「私がほしいならチャンガを継いで」と言いました。
観ていた方はわかると思いますが、グンスはイソのことが好きです。
イソを手に入れるために、チャンガの後継者となるべく、冷徹な言動をとるようになったのです。
だからイソに責め立てられても
お前(イソ)が長家に行けと言ったんだ!お前を諦められない!
と言い返したのです。
自分の気持ちに正直なグンス…
途中で、自分の行いに気づくことはありませんでしたが、最後には自分が間違っていたことに気づき、セロイたちに謝るわけです。
グンスを演じたキムドンヒさんはよく演じていたと思います。
彼をはじめ、各登場人物の正しい行動や間違った行動、またその動機や選択方法に共感したり、反発したりしながら楽しむことができるのが『梨泰院クラス』ではないでしょうか。
まとめ
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以上、『梨泰院クラス』のチャングンスについて
- 役を演じる俳優は?年齢は?
- 最後の結末はどうなるのか?
- 裏切り者(敵)だったのか?
紹介しました!
皆さんの参考になればと思います!
この機会に『梨泰院クラス』をもう一度観てみてはいかがでしょうか?
※『梨泰院クラス』の他の記事はこちら