(※この記事は韓国ドラマ『梨泰院クラス』のネタバレが含まれます。)
韓国ドラマ『梨泰院クラス』はソウルの飲食店激戦区・梨泰院(イテウォン)を舞台に、飲食業界での成功を目指して仲間と共に奮闘する若者たちを描いていたストーリーです。
パクセロイ役のパクソジュンさんをはじめとした登場人物が、それぞれの価値観で自由を追っていくストーリーが見物ですね。
さて、物語の本筋とは少し離れますが、オスア(오수아)とチョイソの二人がパクセロイを巡って争う場面を何度も見かけましたね。
この度に、視聴者の皆さんが、自分ならスアとイソのどっちがいいかをコメントするのが面白いところ。
イソ派?スア派?あなたはどっち?🙈⚡️
📎https://t.co/551qnMgOUd梨泰院クラスといえば
欠かすことのできないこのトピック。
いや〜どちらも魅力的なんだよなあ🤦🏼♀️ pic.twitter.com/1DOhpXGMDa— まじゅ🍑| 韓国情報メディア編集長 (@xxx_xoxo10) October 18, 2020
今回は、『梨泰院クラス』のオスアとチョイソの二人を様々な点で比較をします!
あなたはどっち派ですか?
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『梨泰院クラス』オスアとチョイソどっち派?二人の性格を分析
『梨泰院クラス』に登場するオスアとチョイソ、お二人の性格を分析していきます!
分析項目は次の通り
- 仕事観
- 対人関係
- 自己肯定感
- 優先順位
- 恋愛の仕方
それぞれ見ていきましょう
仕事観
お二人とも、自分の仕事に対しては自信があると考えます。
スアは長家の戦略企画チーム長から、戦略企画部室長に昇格し、イソは、タンバムのマネージャーからICの専務として昇格しています。
どちらも会社の根幹となる運営の戦略を担っています。
失敗ゼロでのし上がってきた!というわけではありませんが、お二人の実力は、自他ともに認められるものでした。
仕事ができる女性というオーラがあふれていますよね!
お二人とも昔から知り合いのメンバーが多いため、フレンドリーな様子を見かけることが多いですが、一般的には「仕事ができる女性」は近づきがたい存在かもしれませんねえ。
対人関係
お二人とも、性格が強気なのは、伝わりやすいと思います。
この強気な性格があるからこそ、仕事面でも表れているのかもしれません
(イソの方が攻撃的な面が強いかな?)
自己肯定感
ここからはお二人の違いがみえてきます!
自己肯定感の意味を辞書で確認すると
「自らの存在意義や価値などに関する積極的な評価、自己評価することなどを指す表現。」
(引用:Weblio辞書より)
とありますが
要は自分に自信があるかどうかで考えるとわかりやすいでしょう。
スアとイソのお二人の自己肯定感をみていきます。
スアの場合
スアの自己肯定感は低いと考えます。
仕事はバリバリできる一方で、自分自身に対する評価は「かわいそう」「不幸」ととらえているようです。
これは彼女が幼少期に母親に捨てられたというトラウマからきていると考えます。
「自分が一番可哀想」とずっと思いこんでいます。
確かに、スアが生き生きととしている様子は長家に就職したときから、ないかも。
となると彼女のピークはハロウィンパーティ!?
イソの場合
一方、イソの自己肯定感は高いと考えます。
彼女の場合も母親が影響していると思いますね。
イソといえばソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)と診断され、勝負に勝つため、欲しいものを手に入れるために他人を攻撃することにためらいがありませんでしたよね。
幼少期からトラブル続きですが、イソの母は彼女を責めることはありませんでした。
母親が「あなたは特別だから」と言い続けてくれたおかげで、イソは卑屈にならず、むしろ自分に絶対的な自信を持つことができたのでしょう。
(傷害沙汰になりかねないこともあったので、そこは注意してほしかったかな…)
IQが162もあり、成績優秀、多才と何をやっても優秀だという自他共に認める事実もあることから、セロイの経営する「タンバム」でも成功できるという確信に近いものがあったと思います。
優先順位
スアとイソは何を第一に考えて日々過ごしているのでしょうか?
スアの場合
スアの優先順位はいつでも自分自身です。
第5話でも酒に酔った勢いでセロイに明かしていましたね。
言い方はよくありませんが、「自己保身的」です。
自分がよければそれでもいいのです。
一つ前に紹介した「自己肯定感」の低さも影響しているでしょう。
だから、大学進学の支援をしてくれた長家に就職したのでしょう
「自分はかわいそう・不幸だから守られて当然」と
(とはいえ迷いはあったと思いますけどね)
イソの場合
一方、イソの優先順位はセロイです。
第5話では「この人になら人生をかけることができる」と言ったときから、セロイのために動いていると言えます。
彼女自身は、「愛と成功の両方を手に入れる」という信条を第4話で明かしてはいましたが、言動をみている限り、愛が1番、成功が2番のような気がします。
セロイが喜ぶことをやっていれば、おのずと成功はついてくると考えていたのかもしれません。実際、そうなったのですけどね。
恋愛の仕方
(セロイに対する)恋愛の仕方についても、異なります。
一つ前に紹介した「優先順位」を思い出しながら見ていきましょう。
スアの場合
スアの恋愛の考え方は「与えられるもの」です。
一つ前に紹介したスアの「優先順位」は「自分自身」とも関係してきます。
セロイは高校生の時に、恋に落ちて、その後もスアは心をつかんでいます。
チャングンウォンからもアプローチを受けますが、見事にあしらっています。
作中で想いを寄せていたのは二人だけですが、高嶺の花として、周囲からは憧れの対象だったと思います。
美人で、仕事もできるし、魅力的な女性。
スアはそんなモテる女なので、恋愛も相手からくるものだと思っているところがあります。
イソの場合
一方、イソの恋愛の考え方は「与えるもの」です。
受け身のスアとは反対です。
イソの場合も、「自己肯定感」「優先順位」で紹介したことが恋愛につながっていきます。
彼女は自分に自信があります。
そして愛の延長に成功がある。
セロイが喜ぶことや、必要なことを常に考え、行動に移す。
最初から、セロイのために「与える」ことにためらいがありません。
なぜなら、彼のためにしていることは、成功につながるから。
これが愛と成功の両方を手に入れるためのイソのロジックです。
彼女が頑張れば頑張るほど、セロイにとっても必要不可欠な存在へとなるのです。
そして、セロイに対する直球的なアプローチ。
それは観ているこちらが清々しいほど。
思えば第4話で、セロイと出会ってから、彼のことで頭がいっぱいになっていたと思いますね。
彼のスケッチも描いていますし。
イソの恋愛の仕方は、スアにとっては脅威だったでしょうね…
揺るぎない自信を持つイソは、親にも内緒で大学進学をやめ、セロイが経営する飲食店『タンバム(*甘い夜、という意味)』を手伝い始めます。
そう、ここもスアと対照的です。彼女は最初から与えることを厭わないんですよね。
彼が喜ぶことは何か。彼が何を必要としているか。どうすれば彼の苦い人生が甘くなるか–。
イソの言動は、いつだってセロイのため。しかもイソの場合、与える=自己犠牲で終わらせないのが只者じゃないところです。
イソは『タンバム』のマネージャーに就任しているので彼の成功は自分の成功でもありますし、さらにはイソが彼のために力を発揮すればするほど、彼女はセロイの人生にとって失えない唯一無二のパートナーになっていく…。
これこそが「成功も愛も手に入れる」ための、イソなりの作戦だったというわけです。
スアにしてみたら、とんでもなく恐ろしい強敵ですよね(苦笑)
まとめ
以上、『梨泰院クラス』のオスアとチョイソについて様々な要素を比較してきました。
最終的にどっち派なの?という問題には皆さん自身に委ねますが、どちらも捨てがたい魅力的な女性ではないでしょうか?
皆さんの参考になればと思います。
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