塾講師と家庭教師の違い~9の違いを比較~

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子どもに勉強を教える仕事の中に

塾講師と家庭教師があります。

どちらも学生から社会人まで人気のお仕事です。

「仕事内容が似ているけど、どう違うの?」
「やるならどっちが向いているかな?」

そんな疑問にお答えします。

私は塾講師ですが、信頼できる友人が家庭教師をしていたので、彼から聞いた情報をもとに紹介します。信ぴょう性のある情報です。

※ここでいう塾講師は個別指導の講師を指します。

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授業の形態

塾講師の場合

生徒1~3人に教えます。1コマで担当する生徒の数は塾のシフトにより変動します。

定期テストや受験対策に向けての指導が基本になります。

塾にあるテキストを使って授業をします。

家庭教師の場合

生徒1人に複数教科を教えます。

普段の勉強から定期テスト対策・受験対策の指導をします。

生徒が使っている教科書や問題集を使って授業をします。

成績向上が目的なのは塾講師と同じですが、勉強の楽しさを伝える要素もあり。

結論

塾講師は複数人に対してテスト・受験対策をバリバリ進めますが、

家庭教師はマンツーマンで(どちらかというと)楽しくやる雰囲気があります。

塾講師も楽しくやるときはあるので誤解ないように。)

 

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時給

塾講師の場合

時給は1200~1500円

家庭教師の場合

時給は1300~2000円

前後しますが、このような金額になります。

 

家庭教師の求人でよく時給が「~6000円」

というのを見かけますが、

あれは高い指導力と実績を多く持っている

いわゆる「プロの家庭教師」の方ならば

高い時給で契約できることもあります。

しかし一般的な大学生や社会人のアルバイトで考えるならば、

先ほど挙げた時給の範囲だと思っていた方がいいです。

 

また、求人情報には

コマ給(=1回の授業で支払われる給与

で表示されていることもあるので、

時給なのかコマ給なのか

求人情報では、どちらで記載されているのか注意しましょう。

結論

家庭教師の方が時給は高いです。

 

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勤務場所へのアクセス

塾講師の場合

勤務場所はになります。大手ほど駅の近くにある塾が多いので、アクセスしやすいでしょう。

家庭教師の場合

勤務場所は生徒の自宅になります。場合によっては駅から遠いところもあるでしょう。

結論

塾講師の方が勤務場所にアクセスしやすいことが多いです。

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服装

塾講師の場合

塾によって、スーツ必須のところもあれば、私服の上から制服の白衣などを着用するところもあります。

家庭教師の場合

塾講師と違って特に指定がないところが多いです。

結論

家庭教師の方が服装の自由度は高いです。

ただし、私服でいいからといって派手だったり、露出度が高い服装は避けましょう

いわゆるオフィスカジュアルが無難です。

特に初対面の場合などはキレイ目のジャケットパンツスカートがいいでしょう。

「先生」としてみられる以上、保護者の方が安心できるように心がけましょう。

 

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仕事の見つけ方

塾講師の場合

希望する曜日や時間を社員の先生と決め、時間割に生徒が組み込まれます。

各学期が終わり、講習期間(春期・夏期・冬期講習)になると、

多く入ることを望まれる塾が多いですが、自分の予定と相談しましょう。

私はコンスタントに週2,3で2コマ入っていました。

あとは塾によって、生徒が多い曜日・少ない曜日があるので、そこを狙ってシフトを組めば、授業を多く増やせるチャンスがありますよ。

家庭教師の場合

家庭教師センターに登録し、依頼があれば受け持つ流れになります。

案件に応じて依頼を受けるか断ることができます。

ただし登録制という性質上、依頼がくるまで時間がかかる場合もあります。
あとは条件をしぼりすぎないことですね。

私の友人は高校生+駅近の案件にこだわっていたので、全然仕事にありつけなかったとか。

結論

塾講師の方が早い段階で授業を受け持つことができます

家庭教師のアルバイトを早く始めたい場合は、

同時に複数の斡旋会社・派遣会社に登録することをおすすめします。

 

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シフト・日程調整

塾講師の場合

塾では学期単位で決まった曜日と時間に生徒を時間割に組むので、急な変更は難しいところが多いです。

どうしても変更する場合は、1~2週間くらい前もって社員の先生に相談しましょう。

家庭教師の場合

生徒と保護者が了承してくれれば、日程調整ができるところが多いです。
これができるためにも、普段から信頼関係を築いておくことは重要ですね。

結論

家庭教師の方が柔軟に日程調整できることが多いです。

だからといって頻繁に変更することは避けましょう。

 

 

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保護者対応の多さ

塾講師の場合

アルバイトが保護者対応をすることは少ないと思います。

基本的に、社員の先生がすることが多いです。

家庭教師の場合

生徒宅という環境のため、必然的に保護者と話す機会は多いです。

最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると、保護者対応の経験強みになります。

結論

家庭教師の方が保護者対応は多いですが、

家庭教師の場合も対応が難しい場合は、登録しているセンターに相談しましょう。

 

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拘束時間

ここでいう拘束時間とは授業以外に必要な業務に使う時間とします。

塾講師の場合

1日に担当する生徒が多いほど、授業の報告書の数が増えます

退勤する(塾によってはその授業終了)までに提出しなければなりません。

また塾によりますが、生徒が全員帰った後に、教室の掃除や後片付けをするところもあります。

家庭教師の場合

1回の授業で1人の生徒を指導するため、その生徒の授業の報告書だけで済みます。

結論

家庭教師の方が、拘束時間が短いといえます。

授業の予習が必要なのはどちらも同じでしょう。

 

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過程重視か結果重視か

塾講師の場合

過程重視のところが多いです。指導の効果が、すぐに生徒の成績につながらなくても、先輩や社員の先生方がフォロー・アドバイスしてくれるところが多いです。

家庭教師の場合

結果重視になることが多いです。生徒一人に対して授業をしているため、保護者の方も自分の子どもの成績を気にしています。そのため、責任が重い場合もあります。

結論

塾講師過程重視家庭教師結果重視の傾向が強いです。

 

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まとめ

以上、塾講師と家庭教師で違うところを説明しました。

違うところが多いということがわかったのではないのでしょうか。

共通して言えるのは、どちらも

生徒たちの目標達成(成績向上・受験合格)のサポートをする仕事

であり、やりがいがあります。

2つの違いを理解し、自分に合った方を選びましょう。

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