人見知りの大人の特徴(性格・行動)や原因とは?克服する方法も紹介

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人見知りといえば、

子供などが、知らない人を観て、恥ずかしがったり嫌がったりすること

(小学館『大辞泉』より)。

もともと、子どもに対して使われる言葉ですが、この人見知りは大人になってもあるもので、悩ましいです。

実は塾講師をしていた私も、過去に人見知りだった時期があります。

人見知りを直すには、その人の特徴や原因を知ることが必要です。

今回は

  • 人見知りの人の特徴(性格・行動)
  • 人見知りになる原因
  • 人見知りを治す方法(意識してほしいこと)

を紹介します!

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人見知りの人の特徴

まずは人見知りの人の特徴を性格と行動に分けて説明します。

性格

大きく分けると2種類に分かれます。

①感受性豊かな人

②思慮深い人

色々な人(大人・子ども両方)と出会ってきましたが、これに集約できると考えています。
それぞれ詳しくみていきます。

感受性豊かな人

様々なものに感情移入しやすい人のことをいい、他人の感情を読み取ることが得意です。ただし、空気を読みすぎるところがあるため、次のような人が多いです。

  • 相手の顔色をうかがうことが多い
  • 繊細(=傷つきやすい)
  • 神経質
  • 恥ずかしがり屋

私も繊細な方です。
心にないことを言われると傷つきやすいですし。
そういった人は人見知りな人が多いです。

思慮深い人

思慮深い=物事を深く考える人です。

その場の雰囲気で決めつけるのではなく、冷静に考えて、結論を出します。

深く考えるが故に、次のような人が多いです。

  • 完璧主義
  • ネガティブ思考
  • 警戒心が強い
  • 初対面で会話することが苦手

私もつい考えすぎてしまうことがあり、思考がひねくれていると言われることも…
「いやに気さくに話しかけてくるけど何か裏があるのか?」
と思ったりするからでしょうね…

行動

人見知りの人がどんな行動を取っているかについて紹介します。

前に紹介した性格からくるものばかりです。

  • 自分から話さない
  • 自分の意見を言えない
  • 自信がない
  • 相手の目を見ない
  • 挙動不審

私も目を見ながら話すのが苦手でしたね…
目が泳いでしまったりとかも…
ちなみに目を見て話すことについては、後ほど紹介する方法で私は克服できました!
同じ悩みをもつ人はお楽しみに!

統計的には多くの人が人見知り

某ニュースサイトではこのような結果が出ています。

「人見知りは甘え」の風潮も 初対面でも積極的に話す人の割合に驚愕

逆に言えば男女ともに70~80%の人は初対面の人に積極的に話しかけない傾向があるということです。
悩んでいるのは自分だけじゃない!

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人見知りになる原因

人見知りの原因は人と話すことや自分を表現する機会が少ないことに尽きると思います。

言ってみるならば、周囲の人よりも「人と話す経験値が少ない状態」と言えます。

この人と話すことや自分を表現することをしなかったのかというと、防衛本能が働いてしまっているからです。

過去に

  • いじめられた
  • 恥ずかしい思いをした
  • 家庭環境がよくなかった

など、自分を受け入れてくれなかった経験があるために防衛本能が出てしまい、人と話すことが少なくなってしまった人が多いです。

私も心当たりがあるエピソードがあると思っています。
小学校のときなんて、人前で発表すると緊張して声が上ずってしまって、よく笑われてしまい、恥ずかしい思いをしました。
そういう嫌な思い出があると自分から話すことをためらってしまい、人見知り状態になってしまうものです。

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人見知りを克服する方法

原因がわかれば、取るべき行動はシンプルです。

やることは人と話すことや自分を表現する機会を増やすのみです。

①考え方

②行動

の観点から意識してほしいことを説明していきます。

考え方

目標を立てる

人見知りを直そうと思ったあなた!まずは自分をほめましょう!

意識することが重要です。

人は変化を嫌います。今までの自分を変えるには、それ相応の意識をしないといけません。

その上で、自分が無理せずに達成できる目標を立てましょう!

たとえば「自分から話しかけること」を毎日継続することで、自然と当たり前のように話しかけることができるようになります。

私の場合は

「1日1回自分から話しかける」

から始まり、慣れてきたら、

「出かけたときに、知らない人に1人以上話しかける」

といったようなことをしていました!

実際に、旅行地で写真を撮ってもらったり、土地勘のない場所で道を教えてもらったりできるようになりました!

はじめての時は少しうれしかった…

皆さんも一歩ずつ前進できる目標を!

先のことは考えない

「こんなこと言ったら、どう思われるかな…」

「自分のことをどう思っているんだろう…」

といったことを考えないようにしましょう。

自分が思っているほど、相手はそこまで気にしていません。

極端な話、暴言を吐かなければ大丈夫です。笑

克服しようと思わない

正確にいうと「克服しないと!」という思いが強すぎると、会話に支障をきたす恐れがあります。

焦りは相手に伝わりやすいもので、「無理して会話している…」と思われることも…

なので、人見知りを治すというより、会話を楽しむことに意識を向けましょう。

 

とるべき行動

次に人見知りを治すためにとるべき行動を挙げます。

すべては会話を弾ませるための要素ばかりです。

笑顔を増やす

むすっと不愛想な顔をしている人よりもにこにこしている人のところに人は集まります。

まずは笑顔でいることを心がけましょう。

自分から話しかける

人見知りにとっては、勇気がいる行動ですよね。

でも怖いのは最初のうちだけです。

あいさつだけでもいいんです。

何回かすれば、自然とできるようになります!

自分から話しかけることを習慣づけると大きく前進できますよ!

 

相手に興味をもつ

人に興味を持たないと会話も続けにくいもの。

最初のうちは、相手が

・何が好きか(嫌いか)

・何に関心をもっているか

を中心に知ることをおすすめします。

一つのことを知れば、他のことはどう思っているのかを知りたくなるきっかけにもなりますからね!

相手が話しているときにあいづち+一言添える

相手が話しているときに、じっと動かずに聞いている状態だと

「この人、私の話に興味がないのかな」

と思われるかもしれません。

「しっかりと聞いているよ!」

というアピールも込めて、うなずく(首を縦に動かす)ようにしましょう。

あまり大げさにする必要はありませんが、これをするだけで、

「この人は話を聞いてくれる!」

と思ってもらえます!

そして、それに対してプラスになる言葉を添えましょう。

「いいですね!」「すごいですね!」

とかだけでもいいです。

自分の言葉でコメントできたり、質問できたなら上出来!

自己開示をする

自分のことを話すって恥ずかしいかもしれませんね。

何も恥ずかしいエピソードを話すわけではありません。

同じ話題に対して

「私も○○が好き」

「私も△△をしたことがある」

など返せばいいんです。

相手と共通点があれば

「私だけじゃないんだ!」

と思って、もっと会話が弾むようになります。

目を見て話す

目を見て話せば、相手は、「私のために話している」と思ってくれるものです。

「目を合わすのが怖い…」と思っている人に、いい方法を教えます。

それは鼻を見ることです。

不思議なことに、自分は鼻を見ていても、相手からすれば目を見ているように映るんです。

私は確か、就活のときに教えてもらいました。
実際にやったり、反対にしてもらったりして、なるほど確かにと思ってから実践しています!

皆さんもぜひ実践してほしいです!

環境を変える

接客のアルバイトをするなどして、人と会話する機会が多くなる環境に身を置くという手段もあります。

私も高校卒業後に接客のアルバイトをしました。
いい練習にはなりますが、色々なお客様がいるので、体力も必要です。
無理は禁物なので、やってみようと思う方だけぜひ。

上手な人を観察する

友達や同僚で話し上手な人はいませんか?

いればその人がどうやって会話をつなげているのかを観察してみましょう。

そして使えそうなところは使ってみてください。

分析も必要

自分がとった行動と相手がとった反応などを分析しましょう。
行動だけではやりっぱなしになりますからね。

「こういう話し方をしたら、反応がよかった」

逆に

「あの話題は食いつきが悪かった」

など、振り返ると、次にどうすればよくなるかが見えてきます。

私も最初の頃、ノートを作って、よく分析をしていました。
会話ごときで、そこまでするか…と思うかもしれません。
しかし、私は本気で治したかったのです。
最初に取り組んだからこそ、結果が出たと信じています。

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自分から「人見知りです」と言うことについて

意見が分かれると思いますが…私は、言わない派です。

経験上、「私、人見知りですが…」と言ってしまうと「頑張って話しているな」と共感されるよりも言い訳がましく聞こえたり、「あなたから話しかけてね」って言いたいの?と思われることの方が多いからです。

逆に人見知りを解消できて「昔は人見知りだったけど」と言う分にはいいと思います。

これから人見知りを治そうという方にとっては励みになるからです。

そうでない場合は、言わない方がいいというのが私の考えです。

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まとめ

以上、人見知りの人の特徴・原因・治し方について紹介しました。

いろいろ言ってきましたが結論は「気楽にいこう」ということです。

自分の人見知りの部分を治したいという思いも大切ですが、気負いせず、目の前の人との会話を楽しむことも忘れないでしてほしいです!

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