『トッケビ』赤い服の女の正体は神?役の女優は誰?ドクファ・先生との関係は?

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トッケビ

韓国ドラマ『トッケビ』は不老不死の呪いを受けたトッケビと呪いを終わらせるカギとなる19歳の花嫁、そして記憶喪失の死神が繰り広げるロマンスストーリー。

そこに度々登場する赤い服の女。

赤い服をバッチリ着こなしたスタイル抜群な美人かと思いきや、おばあさんに変わったりと不思議な存在でしたね!

 

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物語のキーとなる人物になりそうな気がしますが、どうなのでしょうか?

今回は、『トッケビ』赤い服の女について

  • この役を演じる女優は誰か?

作中での

  • 正体は神か?
  • ドクファ・先生との関係

を紹介・考察していきます。

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『トッケビ』赤い服の女役を演じる女優は誰?

赤い服の女役を演じる女優はイエル(이엘)さんです!

プロフィール

名前(芸名) イ・エル(이엘)
本名 キム・ジヒョン(김지현)
生年月日(年齢) 1982年8月26日(42)
出身地 ソウル特別市
身長 168cm
体重 48kg
血液型 AB型
所属事務所 ディプランエンターテイメント
大学 成均館大学演技芸術学科
デビュー 『よくやった、よくやった』(2009年)

出演ドラマ

作品名
2009 よくやった、よくやった
2011 ホワイトクリスマス
2011 強力班
2011 王女の男
2012 乱暴〈ワイルド〉なロマンス
2013 7級公務員
2014 春の輪舞曲(ロンド)
2014 大丈夫、愛だ
2014 LIAR GAME~ライアーゲーム~
2014 イニョプの道
2015 離婚弁護士は恋愛中
2015 美しい私の花嫁
2015 君を憶えてる
2015 想像ネコ
2016 モンスター
2016 アントラージュ
2016 トッケビ
2017 ブラック
2017 花遊記(ファユギ)
2018 最高の離婚
2019 悪魔がお前の名前を呼ぶ時

出演映画

作品名
2009 シークレット
2010 黄梅
2012 ペースメーカー
2012 王になった男
2014 女優はひどい
2014 ハイヒールの男
2015 インサイダーズ
2018 風風風
2018 麻薬王
2019 鬼神の香り
2020 コール
2020 夜叉
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『トッケビ』赤い服の女の正体は神?おばあさんとの関係は?

赤い服の女の正体は産神です!

そして赤い服の女とおばあさんは、同一人物です!

つまり、「産神(三神)ハルメ」なのです。

演じているのもイエルさんです。特殊メイクでおばあさん役を演じているのです!

ある時は野菜売りとして、ある時はアクセサリー売りとして登場していて、サニーと死神の関係に大きな影響を与えています。

第2話の終盤、歩道橋でおばあさんと子ども時代のドクファがすれ違うシーンがあります。

すれ違った瞬間におばあさんが赤い服の女に、子どもドクファは大人ドクファ(扮:ユクソンジェ)になります。

あのシーンを見逃さなかった方は同じなんだと気づいたかもしれませんね。

産神とは?

産神とは、韓国の神話に登場する数少ない女神。

出産や子育てをつかさどる韓国伝承の神。

子を授けて、母と新生児を守護する役割を持っています。

すべての人々を誕生させてきた神なのです。
(ここ重要!)

 

三神と書くことも多いようですが、「産神」のことを指します。

見た目がお婆さんであることが多いことから、親しみを込めて「三神(産神)ハルメ(サムシンハルモニ)」と呼ばれます。

 

本来の姿はお婆さんなのです。

第6話では、病院で、小さな子供が赤い服の女に挨拶をするシーンがあります。

「おばあさん、こんにちは」

これに対して女は、シーッと言って、にっこり微笑みます。

このセリフから、子どもには、若い女性ではなく、おばあさんに見えていることがわかります。

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『トッケビ』赤い服の女とドクファの関係

第12話では、赤い服の女性と、ドクファがお酒を飲みながら話すシーンがありました。
(第2話でも、ドクファが「一緒に飲まない?」と誘ってはいましたが)

実はこの時のドクファには神が憑依していたのです。

つまり、神同士の会話をしているのです。

産神:
「キム・シンは900年も罰を受けているのよ?まだ足りないの?」

神:
「人一人の命の重さとはそういうものだ」

このやり取り、さすが神様同士の話はスケールが大きいですね。
偉大さを感じました。
神の行動を止められない様子をみるに、神は産神以上の存在なのでしょう。

なぜ神はドクファに憑依したのか?

少し本題から逸れますが、なぜ神はドクファに憑依したのかについては、作中で明かされていません。

考察するに、第12話、祖父のユシヌ会長の墓碑銘に

「今生諸瞬間善行者」=如何なる時も善き者として生きた

と記されています。

また、産神がドクファに

「あなたは純粋で優しく、この世を照らす光、優しい心が世に幸せをもたらすでしょう。」

と声をかけています。

ドクファ含むユ一族は愛他的な善き者であり、神が憑依するのに適したと判断したのでしょう。

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『トッケビ』赤い服の女と先生の関係は?

卒業式の場面で、ウンタクと話した後、赤い服の女がウンタクの担任の先生に話しかけます。

赤い服の女:

「あなた、もっと素敵な教師になれなかった?」

こう言われた先生は泣き始めます。

まるで、お互い昔から知り合っていたかのような様子です。

これまでそんなシーンはなかったのに…と思った方もいるでしょう。

そこで考察しますが、産神の役割を覚えていますか?

そう、産神はすべての人々を誕生させてきた神です。

そんな産神にとって、先生は「子ども」のようなものです。

 

産神はすべての人々の成長を見守っているわけです。

ウンタク同様に、ずっと先生のことも。

ウンタクに注意する際に意地悪な言動を取っていたことも、産神は知っていたのでしょう。

だから「もっと素敵な教師になれなかった?」と問いかけたのでしょう。

先生が思わず泣いてしまったところをみると、産神の前では人々は素直な気持ちになれるのかもしれませんね。

 

また、産神が先生のことを「アガ(아가)」と呼んでいます。

「赤ちゃん」という意味の言葉です。

産神にとって先生は「娘」なわけなので、こう呼んだのでしょうね。

これらを踏まえて、またこのシーンを観てみてください♪

心にくるものがあると思います。

次からはおまけで赤い服の女とウンタクとトッケビとのやり取りを紹介します♪

ウンタクとのやり取り①~野菜を渡す

第1話で子どもウンタクを死神から救ってあげたとき、白菜を渡しています。

赤い服の女もまた、ウンタクにほうれん草を渡しています。

そのほうれん草のおかげで、意地悪な叔母さん一家を懲らしめることができるのですが…

ウンタクとのやり取り②~卒業式

ウンタクの卒業式当日、周りの皆には両親など家族がお祝いしに教室にやって来てくれているのに、ウンタクには祝ってくれる家族が居ませんでした。

 

ここでトッケビが来てくれたらなぁ!
と思っていたのですが、皆の視線を浴びながら登場したのは赤い服の女でした。

そこで、幼いウンタクとおばあさんの映像(第1話のシーン)に切り替わります。
ここでも、赤い服の女とおばあさんが同一人物だったということがわかりますね。

産神らしく「あなたの成長を見守っているのよ」ということなのでしょうね。

トッケビとのやり取り

トッケビ(キムシン)が、ハンミ書店で、本棚にもたれかかっています。

窓越しに通りを眺めていました。ウンタクが横切っていきます。

トッケビは、彼女に声をかけようと、足を踏み出しますが、その瞬間、本棚がガタガタと揺れだし、四方を塞がれてしまいます。

正面と後ろの本棚が、上へスライドすると、赤い服の女(産神)が、つかつかと歩み寄ってきます。

赤い服の女:

「早く剣を抜きなさい」

「剣を抜いて無に帰るのよ」

トッケビ:

「いきなり現れて死ねと?理由くらいは言うべきでは?」

赤い服の女:

「貴方は十分生きたでしょ?」

「でもあの子は違う、私はあの子を授けた時幸せだった」

「だから早く決断して」

トッケビ:

「何を決断しろと?自分をこの世に授けたのも貴方のはずだ」

赤い服の女:

「あの子が生きることが貴方の望みでもあるはず」

「貴方が無に帰らないとウンタクが死ぬ」

「あの子は剣を抜く運命なの、貴方がそうさせた」

「役割を果たさないとあの子の存在価値はなくなる」

「あの子は剣を抜くための存在、だから剣を抜かないとあの子に死の危険が訪れる」

「死の危険は増えて、より残酷になる、あなたも殺しかけたでしょ?」

ここでも、ウンタクを守りたいという姿勢を見せていることがわかります。

死神(王ワンヨ)とサニー(キムソン)の再会

サニーが持っている緑の指輪。

死神とサニーの緑の指輪がもうひとつの愛の物語を織りなしていますね。

これは、おばあさんが最初に持っていたのですが、なぜこの指輪を持っていたのかは、ドラマの後半、朝鮮時代のシーンでわかります。

この指輪は、もともと王ワンヨが王妃キムソンに渡しています。

しかしキムソンが亡くなった後、ワンヨが彼女の遺品としてその指輪を持っていました。

ある日、外をふらついていたワンヨとおばあさん姿の産神が出会います。

(この時代から、産神はワンヨのことを見守っていたことになりますね。)

そのときに、ワンヨが産神にあげていたのです。

その指輪を後世になってサニーが受け取り、死神と出会い、どっちが指輪をもらうかで言い合いになっていますが…

前世でワンヨとキムソンが結ばれなかったからか、後世で産神が死神とサニーを引き合わせたかのような描写でした。

総括

赤い服の女こと、産神についてみてきました。

赤い服の女とおばあさんの使い分けについては明かされていません。

(なんとなくその場面場面で不自然にならないように姿を変えているのかなとは思いますが)

トッケビ、ウンタク、ウンタクの母、先生、ドクファ、死神とサニー、他の子どもたち…

すべての人々を誕生させた存在であり、見守っています

神のようにその人の人生を直接決める力はないようですが、見かねたときは、それとなく正しい方向へ導こうとしています。

ウンタクを「トッケビの花嫁」へと導いたのも産神かもしれませんね。

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まとめ

以上、『トッケビ』赤い服の女について

この役を演じる女優は誰か?

作中での正体は神かどうか?ドクファ・先生との関係

を紹介・考察してきました。

視聴者の皆さんの参考になればと思います!

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